フランスも日本も。

フランスで暮らす私の日常で見つけた面白いこと 

人間関係の難しさ

日本にいれば友達がわんさかいて、寂しくなくて、幸せか。と言えば、そうでない。日本にいれば、あまりにも自然に簡単にマジョリティーとして生きていけるけど、日本でだって、気が合う人をみつけて長い関係を築くというのはかなり難しい。

もしかしたら、無理なのかもしれない。だからこっちで総いう人に出会えなくても、ここだからとか思わず、全世界どこにいても同じだと思えばいいと思う。そして、考え出すと、道を踏み誤ることにもなりかねないので、特に気にしないことが肝心。

かなり仲の良かった友人から冷たい返事が。自分は彼女のこちらからしたら些細な話にちゃんと耳を傾けて、傷つけないように返信してるのにーーーーと、一瞬悲しくなったけど、でもそれも含めて、これくらい自分勝手な連絡ができる方が友人という域においてはいいんだろうな。自分も胸の内を赤裸々に送り付けすぎたので反省。。。聞いててイライラしただろう。

自分の本音なんて、言わない方がいいにこしたことはない。誰だって「頑張る人。きれいな心」の人を応援したくなる。病床で戦う小林麻央さんに世界中のみんなが心揺さぶられ、彼女の奇跡を祈ったのは、あんなにつらい状況でも、ひたむきに前向きで、明るさを発信し続けたからだと思う。彼女のブログの締めくくりが、最後、自分を傷つけた人の憎しみや、病気への憤りに満ちたものだったら、こんなにも惜しまれることはなかったのではとも思う。憎しみを書いてしまいそうならブログなどしていなかっただろうし、彼女は強くなるためにブログを書いただろうけど、それを含めてつくよくなっていく彼女を含んて彼女は強いなあと思う。もっと活躍が見たい人だった。
話はそれたけど、腹黒い胸の内や悩みを聞かされていい気がする人なんていないということを甘い自分に言い聞かせなければ。

人間の本音なんて見ない方がいいに越したことはない。このくらいの年齢になると。他人の本音の詮索がやめられない年上の人とか見ると、なんか目も耳もギラギラして、きれいじゃなくて。ため息つきたくなるもんね。私もやめよう。